~YuzukiのBook Presents~⑩

柚李(ゆずき)の松岡です。

もうすぐ7☀️

今年の夏

猛暑の予想ですね😭

身体が暑さに馴染んでいない今は特に体調に気をつけないといけませんね。

水分補給、睡眠、栄養などなど身体を労わりながら、夏本番に向けて過ごしていきましょうね😊

今日のおススメ本のご紹介。

作者、東野圭吾さん、

タイトル『手紙』

2003年初版されているので、かなり昔の本になります。

この本を最初に知ったきっかけは映画からでした。

映画から興味を持ち、原作本を読みました。映像では掘り下げ切れない、絶妙に繊細なストーリーに引き込まれて、何度か読み返した本です。

物語の内容は、弟の大学進学の為にお金欲しさに空き巣に入り、

思いがけず強盗殺人を犯してしまう犯罪者の兄を持つ、弟の人生を兄から届く手紙と絡めながら綴ったストーリーになっています。

犯罪者家族の苦悩、絶望感、生き辛さなどリアルに書かれていると思います。

獄中の兄から月に一度手紙が届きます。弟の複雑に揺れる気持ち。弟は意を決して兄に最後の手紙を書きます

この本を読むと、加害者家族のいつまでも続いていく、偏見や差別意識。生きづらさ。

リアルに感じることが出来ると思います。

内容が深く重い内容ですが、

『差別』の在り方を改めて深く考えさせられる本だと思います。

時間がある時に、読み深めていただきたい本です📖

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