ひろせ健康サロンにて、口腔ケアの勉強会

こんばんは、柚李(ゆずき)の児玉です。台風の影響もなく、傘もいらない一日でした。

今日の午前中は、毎月第一水曜日に広瀬北町公園の集会所で行なう『ひろせ健康サロン』にて、買物代行やパソコン・スマホ・携帯電話の指導といった、うちの生活支援サービスの宣伝をさせていただきました。

快く受け入れて下さった、ボランティアひろせ様、幟町地域包括支援センター様そして、サロンに参加された皆様、本当にありがとうございました。

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さて、本日のひろせ健康サロンは、

歯科医による口腔ケアの勉強会

でした。スライドを見ながら、とても分かりやすいお話を聞くことが出来ました。その中で、いいなと感じた話を幾つか挙げてみたいと思います。


①「磨いている」と「磨けている」は同じではない

65歳以上の方の一日の歯磨き回数は、平均して2~3回。これはよくある話。その次に先生が話したこと・・・

「磨いている」と「磨けている」は同じではない

なるほど・・・と思いました。

確かに、しっかり磨いているようで、実は歯垢が溜まっていたりするんですよね。。。

それから、一本の歯には、約1億のばい菌が存在するそうです。五本ある方は約5億、頑張って8020(80歳で20本の歯がある)を達成している方は、約20億ものばい菌が口の中に存在していることになるそうです。


②歯が悪いと認知症になりやすくなり、介護度が高くなる傾向にある

先生は、過去に介護認定審査会の委員として多くの方々の介護認定に携わり、介護認定と口腔の項目にはとくに気にかけておられたようです。

やわらかいものしか食べれなくなったり、胃ろうやIVHをして口で食べることが出来なくなると、認知症になりやすいということですね。。。もちろん、それらが悪いわけではなく、誤嚥性肺炎で亡くなるリスクを防ぐためには、必要な医療処置です。

胃ろうやIVHをしても、口腔ケアを一日3回取り組めるような支援計画が必要ということです。

(胃ろうとは、口から食事のとれない方や、食べてもむせ込んで肺炎などを起こしやすい方に、直接胃に栄養を入れる栄養投与の方法。IVHは、鎖骨下の大静脈に留置カテーテルを挿入して、高カロリーの栄養液で栄養補給をすることです)


③喉の反射テストをやってみる

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指を喉ぼとけの膨らんだとこに当てて、唾をゴクンと飲み込みます。すると、喉ぼとけが一瞬上下に動きます。それを確認しながら、30秒間に何回唾を飲み込むことが出来るかを確認するテストです。

7-8回出来た方は、健康的な成人と同じくらい

3回以下は、嚥下力の低下があるそうです。

やってみると、だんだんと唾が出なくなって飲み込めなくなるのですが、唾液の分泌が少ないと難しいです。このテストは、嚥下トレーニングにもなるので、定期的にやるといいそうです。

無題

肺炎は、がん、心臓病に続く日本人の死因第3位となりました。年間およそ13万人が命を落とす深刻な病気で、肺炎のうち9割を占めるのが「誤嚥性肺炎」なので、その予防のためにも、ぜひ口の中をきれいにして、喉やあごの力を低下させないようにしていきましょう!


ケアプランセンター柚李(ゆずき) ライフ・ネセサリー株式会社 ひろせ健康サロン

幟町地域包括支援センター 買物代行 代行サービスのゆずき